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マイクロド

マイクロドとは

マイクロドはミクロンサイズに粉砕された合成シリカ(ゲルタイプシリカ)です。他の合成シリカには無い特徴として、1.多孔性,2.大きな内部表面積等を持っている点があります。結果として、これらの特徴が他の添加物には無い特性を生かし、お客様の製品にご利用頂いております。KDコーポレーションによって製造され、世界各地に輸出されております。

マイクロドのご紹介

マイクロドとは、ゲル化させた合成シリカ(二酸化ケイ素)をミクロンサイズに調整したゲルタイプシリカです。ゲルタイプシリカの特徴は多孔性広い表面積にあります。これはゲル化させる過程でnm単位の一次粒子同士が時間をかけて強く結びつき(シロキサン結合)、三次元の格子結晶構造を取ることに起因します。
この特徴を生かし、塗料・インキ、フィルム、特殊紙、食品添加物など様々な分野で広く利用されています。

物性測定項目

<基本物性>

マイクロドはグレード毎にその特性が異なっており、使用目的によって最適なグレードを選択します。
  • 平均粒子径(㎛)
・・・ レーザー法
  • 比表面積(m2/g)
・・・ BET法
  • 細孔容積(cc/g)
・・・ BET法
  • 含水率(wt%)
・・・ 160℃,2hrs
  • 灼熱減量(wt%)
・・・ 950℃,2hrs
  • PH
・・・ 5%スラリー
  • かさ比重(g/cc)
・・・  
  • 吸油量(cc/100g)
・・・ あまに油
  • 白色度
 
・・・
 
白色計
 
<物理的特性>
 
 
<化学的特性>
 
  • 白色微粉末
 
  • 化学組成 SiO2 99wt%以上
  • 無味無臭
 
  • 化学的不活性
  • 多孔性
   
  • 非晶質
   
  • 真比重 2.15
   
光屈折率 1.46    

用途

  1. ペイントへの応用
    マイクロドはつや消し剤、増粘剤として多様なペイントに応用されています。マイクロドが添加されている場合、塗膜が硬化収縮する際に、微小な凹凸面を生成します。入射光が乱反射を起こし、上品なつや消し効果を発揮します。更に粘度調整やチクソトロピー性の調節ができ、塗装効率も向上します。分散性の向上、再分散性の向上の為に表面コーティンググレードもご用意しております。
 
応用特性 平均粒子径 吸油量(細孔容積)
つや消し効果
分散性
沈降防止
粘性
透明性
2.
 
 
 
 
 
 
 
プラスチックフィルムへの応用
マイクロドはアンチブロッキング剤、及びスリップ剤として、ポリプロピレン(PP),ポリエチレン(PE),ポリエステル(PET),ポリ塩化ビニル(PVC)等の各種プラスチックフィルムにおいて使用されています。マイクロドの屈折率(1.46)はプラスチック樹脂の屈折率とほぼ同等であるため、フィルムの透明性を維持したまま、効果を発揮する事が出来ます。
各種フィルム特性(アンチブロッキング性、スリップ性、透明性、分散性、及びフィルム硬度等)とプラスチック樹脂との相性を考慮し、適合したグレードをお選び下さい。
 
3.
 
 
 
 
 
 
 
 
食品添加物としての応用
マイクロドは粉末食品向けの固結防止剤「微粒二酸化ケイ素」としてご利用頂けます(添加量2%以下)。少量添加することで、流動性のある状態を保つことができます。
また、食品香料の担体としてもご利用頂けます。
無毒性で化学的に不活性なので、安全性が極めて高く、人体に影響を与えません。
使用最大限度 : 二酸化ケイ素として2.0%
使用基準       : 母乳代替商品および離乳食に使用してはならない

: ケイ酸カルシウムと併用する場合はその使用量の和が2.0%以下

 
4.
 
 
 
その他
特殊紙 ・・・ 印刷性向上
ビール ・・・ タンパク質除去剤
研磨剤 ・・・ ハミガキ粉など
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